冬休みが終わり,今日から2学期の後半がスタートしました。
今回も,感染症予防対策のため放送で全校集会が行われました。
集会では,校長から話がありました。
各教室では,みんな姿勢を正して,しっかりと校長の話を聞いていました。
校長の話は,次の通りです。
全校の皆さん、おはようございます。
以前、みなさんに、勉強ができるようになる子どもたちは、みんな話をよく聴いていたという話をしました。先生の話も、友達の発表もです。
しかも、話を耳で聴くだけではありません。話をしている人を「目」で見て、「手」は止めて、「背中」をピンと伸ばして聴いていたのです。そういう姿勢をしてみてください。
今日から学校が始まりました。先生の話や友達の発表をよく聴き続けることができたならば、3月にもらう通知表は、前期の通知表よりもずっとよくなっているはずです。頑張りましょう。
みなさんに、挨拶の仕方についても話をしました。
挨拶の「あ」は・・・あかるく,笑顔で
挨拶の「い」は・・・いつも
挨拶の「さ」は・・・さきに
挨拶の「つ」は・・・つたえる(心を)
でした。
全校の皆さんは、挨拶がとてもよくできるようになりました。とても嬉しく思います。今日は、挨拶のプロになるための方法を話したいと思います。
それは、挨拶の「つ」を大切にすることです。挨拶の「つ」は、「つたえる」ですが、心を伝えるにはどのように挨拶をすればよいのでしょうか?「いつも私たちの安全を守ってくださって、ありがとうございます。」「今日も、明るく、元気にがんばりましょう。」という気持ち、心を伝えるには、どのように挨拶をしたらよいと思いますか?ちょっと考えてみてください。
いろいろな方法があると思いますが、相手の目を見て挨拶をすることだと思います。目を合わせると気持ち、心がよく伝わります。目を合わせないと気持ち、心は伝わりにくいのです。
「目は口ほどに物を言う」ということわざがあります。「目は口ほどに物を言う」、どういう意味かわかりますか?
目は、しゃべりませんよね。どういうことなのでしょう。「何もしゃべらなくても、目を見れば相手の気持ちがわかる」という意味です。確かに、友達が、喜んだり、怒ったり、哀しんだり、楽しんだりしている気持ちは目を見ればわかりますよね。喜んでいる目、怒っている目、哀しんでいる目、楽しんでいる目、口でしゃべらなくても、目を見ると相手の気持ちや心がわかります。ですから、目を合わせれば、気持ちや心が伝わりやすくなります。目を合わせなければ、気持ちや心は伝わりにくくなります。
ちょっと難しい話になりましたが、毎朝、目を見て、笑顔で挨拶をしてくれているお友達がいます。明るい心が伝わってきて、心が明るくなります。その人は挨拶のプロだと思います。
さて、話の聴き方にも、挨拶の仕方にも、同じ大切なところがありましたね。何でしょう?
それは、目です。目は、話を聴くときも、挨拶をするときも、とても大切なのです。話す人を見て話を聴くと、話がよく聴けます。相手を見て挨拶をすると、心が伝わります。話の聴き方のプロ、挨拶のプロを目指して頑張りましょう。